ペットがつくウソ

嘘をつく動物

人間は嘘をつくのですが、実は動物が嘘をつくケースもたくさんあります。
たとえば、カッコウは違う種類の鳥の巣の中に卵を産み、それを育てさせます。
そして、ヒナが短期間でふ化すると、もともとあった卵やヒナを巣から放り出して、自分だけを育てさせるのです。
このようなヒナに騙されている別の種類の親鳥は、ヒナが自分よりも大きくなっていたとしても、それに気がつかないのです。

このような種類の鳥はカッコウだけではなく、たとえばホトトギスもそうです。
また、取りだけではなくて、他の動物にも嘘と呼べるような行動を取るものがいます。
たとえば、ナナフシや尺取虫、カマキリ、アンコウ、ヒラメといった動物たちです。
これらは擬態をするのですが、これもある意味嘘をついているのと同じことでしょう。

また、ペットの場合も嘘をつくケースがあり、たとえばエサを出したのに不服そうな顔をすることがあります。
これは、そのような顔を見せると、もっと美味しいものを出してくれるかもしれないとペットは知っているのです。
これは過去の飼い主の行動から学習したものであり、より人間のつく嘘に近いものといえます。
具合を悪そうにしていると美味しいものが出てくる経験をし、これが何度も繰り返されると、このような行動が強化されるのです。

ほかには、ペットが怪我をしたときに、飼い主がとても心配して、優しく接してくれたならば、何でもないのに痛がるふりをするケースがあります。
これも、怪我をして痛そうにしていると、飼い主が可愛がってくれると学習したからです。

ただし、このようなペットの行動は嘘ではなく本当である可能性も当然あります。
体調が悪かったり、足を怪我していたりする行動が嘘か本当かは検査しないと分からないため、いずれにしても病院で診てもらうことが大切です。

どうして嘘をつくのか

人間のついている嘘は意識的なものであり、動物の嘘は遺伝的に組み込まれているものです。
たとえば、擬態はそれをすることによって生存率を高めることができるため、そのような能力が遺伝的に残されているといえます。
野生動物にとっては、嘘は生き抜くために必要なことなのです。
また、ペットであっても、できるだけ自分が心地よいことをしたいと本能的に思っているため、そのために飼い主の行動を誘導する嘘をつくことがあります。

そもそも、人間が嘘をつくのも、それによって利益が得られる、自分が心地よい状態になれると思うからでしょう。
どうして嘘をつくのか、その理由については人間も動物もそれほど違いがあるわけではありません。
ただし、人間の場合は嘘をつく理由がより複雑になっていたり、直接自分の利益につながらなかったりするケースは少なくありません。
これは人間の脳がとても発達しているために、複雑な嘘を思いつくことができるためでしょう。

基本的にペットのつく嘘は単純であり、すぐにバレてしまうケースが多いです。
たとえば、足を痛そうにしていて病院へ連れて行くと、そこでは反対の足を引きずって歩いているというケースがあるのです。

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